ホーム > 社葬のマナー:社葬運営スタッフとしての心得

葬儀式場は、組織の危機管理能力や運営スタッフの立居振る舞いが、取引先や関係者の目に触れる場となります。特に葬儀を運営するスタッフは参列者と接することが多く、間違いのない応対や振る舞いが必要不可欠です。事前に服装や応対についてのマニュアルを用意して周知徹底をはかり、全体の質を高めるように心がけてください。

主な留意点

  • 係員は担当責任者の指示に従い、各担当場所から無断で離れないで下さい。
  • 本部 → 係責任者 → 担当者の指示系統を厳守して下さい。
  • 終了のアナウンスがあっても、責任者より解散の指示があるまで持ち場を離れないで下さい。
  • 計画以外の問題が生じた場合は、事務局に通知・指示を仰いで下さい。
  • 休憩時間及び指定場所以外の喫煙は原則禁止します。
  • 携帯電話は電源を切るか必ずマナーモードにて使用して下さい。
  • 取材関係者の対応を迫られた場合は、実行本部に通すようにして下さい。

▲ページトップ

運営スタッフの服装

社葬(本葬)・お別れの会
  服 装 備 考
葬儀委員長(実行委員長)*1 モーニング(黒ネクタイ) ポケットチーフ・カフス不可
立礼役員 モーニング(近年は略礼服が多い) ポケットチーフ・カフス不可
女性の正礼装 *2 *3 和装(羽二重に五つ紋の黒無地)  
その他役員 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
運営スタッフ(男性) *4 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
運営スタッフ(女性) 略礼服(黒スーツ・ワンピース) アクセサリー不可
  • *1 男性の正礼装(和装)では、五つ紋の黒紋付羽織袴がありますが、最近では角界や梨園界などでしか着用されなくなりました。
  • *2和装の場合、関西では地紋のない縮緬が正式とされています。夏の喪服は、あわせと同じ五つ紋付きの黒無地で、六月と九月がひとえ、七、八月は絽が正式とされていますが、最近では六月から九月まで絽で通すことが多いようです。
  • *3 洋装の場合、ローブモンタントとローブデコルテがありますが、最近では着用される方はほとんどいなくなりました。
  • *4 駐車場係と道路での順路案内係は防寒着を着用できます。
合同葬・通夜
  服 装 備 考
葬儀委員長(実行委員長) 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
立礼役員 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
その他役員 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
運営スタッフ(男性) 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
運営スタッフ(女性) 略礼服(黒スーツ・ワンピース) アクセサリー不可
合同葬・葬儀告別式
  服 装 備 考
葬儀委員長(実行委員長) モーニング(黒ネクタイ) ポケットチーフ・カフス不可
立礼役員 モーニング・略礼服 ポケットチーフ・カフス不可
その他役員 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
運営スタッフ(男性) 略礼服(喪服と呼ばれる黒スーツ) ポケットチーフ・カフス不可
運営スタッフ(女性) 略礼服(黒スーツ・ワンピース) アクセサリー不可

▲ページトップ

挨拶の基本

  • お出迎え時には「ありがとうございます」、お帰り時には「ありがとうございました」と挨拶をします。
  • 「いらっしゃいませ」「また」などの言葉は用いません。

トップページ