手元供養

~大切な方をいつも身近に感じるために~
「手元供養」とは、ご遺骨や遺灰の一部を手元に保管し、故人を身近に感じながら供養する方法です。
近年、少子化やライフスタイルの多様化により、従来のお墓に代わる供養方法として注目されています。
帝都典礼では、信頼できる仏壇専門店や供養品メーカーと提携し、
お客様の想いに寄り添った手元供養品をご紹介しています。
手元供養とは

手元供養は、ご遺骨や遺灰をアクセサリーやオブジェ、ミニ仏壇などに収め、自宅や身近な場所で故人様を偲ぶ供養方法です。
お墓を建てる必要がないため、経済的で管理の負担が少ない点が特徴です。
また、デザイン性に優れた供養品も多く、インテリアとしても違和感がないことから幅広い世代に支持されています。
手元供養が注目されている背景
近年、手元供養が注目される背景には、以下のような社会的な変化があります。
核家族化、高齢化が進み、お墓参りに行くのが難しい方が増えている
価値観が多様化し、従来の供養の形にとらわれない方が多くなっている
故人様をより身近に感じたいという方も少なくない
手元供養品の種類
手元供養品には、故人を身近に感じながら日常的に供養できるよう、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
アクセサリータイプ
アクセサリータイプは、ご遺骨や遺灰の一部をペンダントやリングなどのジュエリーに納めて身に付ける供養方法です。

- 特徴
- 身に着けることで、いつでも故人を感じられる点が魅力です。デザインもシンプルなものから、宝石や模様があしらわれたものまで多彩に揃っています。
- おすすめポイント
- 外出先でも故人を偲びたい方や、目立たない形で供養を続けたい方に最適です。また、複数の家族でご遺骨や遺灰を分け、それぞれでご供養することも可能です。
オブジェタイプ
オブジェタイプは、ガラスや陶器、金属などで作られた美しいデザインの置物の中に、ご遺骨や遺灰を納めてご供養する方法です。

- 特徴
- インテリアとしても違和感がなく、リビングや寝室など身近な場所に置いて故人を偲ぶことができます。ガラス製の透明感のあるデザインや、温かみのある陶器製のものが人気です。
- おすすめポイント
- 部屋の雰囲気に合わせて選べるため、目立たず自然に供養を行いたい方に向いています。
ミニ仏壇タイプ
ミニ仏壇タイプは、ご遺骨や遺灰を収めるスペースが設けられた小型の仏壇です。

- 特徴
- 一般的な仏壇よりもコンパクトで、現代的なデザインのものが多く、マンションやアパートなどの限られたスペースにも設置できます。
- おすすめポイント
- 家族で手を合わせて供養したい方や、伝統的な供養スタイルを大切にしたい方におすすめです。また、セットでお位牌や仏具が付属するものもあります。
ダイヤモンド加工
ダイヤモンド加工は、ご遺灰を特殊な技術でダイヤモンドに変える供養方法です。

- 特徴
- ご遺灰を炭素に加工し、人工的にダイヤモンドを生成します。生成されたダイヤモンドはペンダントや指輪などのジュエリーとして加工でき、特別な形で故人を偲ぶことができます。
- おすすめポイント
- 一生大切にしたい思い出を形に残したい方や、特別感のある供養方法を希望する方に最適です。
樹脂封入タイプ
樹脂封入タイプは、ご遺骨や遺灰の一部を透明な樹脂に封入し、アクセサリーやオブジェとして加工する方法です。

- 特徴
- 樹脂の中に遺灰を美しく配置し、オブジェやペンダントに加工します。軽量で扱いやすく、カラーバリエーションも豊富です。
- おすすめポイント
- デザイン性を重視する方や、特別な形で故人様を偲びたい方に適しています。
よくある質問
- 手元供養品の価格帯はどのくらいですか?
-
手元供養品の価格は、デザインや素材によって異なりますが、1万円~10万円程度が一般的です。特別な加工を伴う場合は、それ以上の費用がかかることもあります。
- 手元供養品を自宅に置く際の注意点はありますか?
-
特に決まりはありませんが、直射日光や湿気を避けた場所に置くと長持ちします。また、小さなお子様やペットの手が届かない場所に保管することをおすすめします。
- 手元供養品はどのように選べば良いですか?
-
故人やご自身の好みに合わせてデザインや用途を考慮すると良いでしょう。用途や置き場所をイメージしながら選ぶのがおすすめです。
- 手元供養を行うために必要な手続きはありますか?
-
ご遺骨をお手元に置いて手元供養するうえで、特に手続きは必要ありません。 ただし、ご遺骨の一部を分骨して手元供養する場合は、あらかじめ「分骨証明書」を取得しておいた方が安心です。「分骨証明書」は、将来的に分骨したご遺骨をお墓などに納める際に必要となります。