初めて葬儀の準備をする方へ
ご葬儀は、故人様を偲び、感謝の気持ちを伝えるための大切な儀式です。
しかしながら、身近な方のご葬儀は初めてという方も多いため、
突然の出来事に戸惑い、慌ててしまうのも当然のことでしょう。特に初めて喪主を務める場合、
「何を準備すればいいの?」「もしもの時に誰に連絡すればいいの?」「費用はどれくらいかかるの?」
といった不安を感じる方も多いようです。
こうした不安や疑問を少しでも和らげ、初めて喪主を務める方が安心してご葬儀を執り行えるよう、
事前に知っておきたい情報を分かりやすくまとめました。
お葬式までに準備すること
「何を準備すればよいのか分からない」と不安に思われる方は少なくありません。
お葬式は、突然の出来事であることが多く、時間的な余裕が限られる中で多くの判断を求められる場合が
あります。しかし、事前に必要な情報や流れを把握しておくことで、心の負担を軽減し、落ち着いて対応することが可能です。帝都典礼では、ご家族の安心を第一に考え、丁寧にサポートしております。
以下に、お葬式までの主な準備とお決めいただくことをご案内します。
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1. 喪主を選ぶ
喪主は、ご遺族様やご親族様を代表して、葬儀全体を取り仕切る重要な役割を担います。通常は配偶者や長男など、故人様と関係が深い方が務めるのが一般的です。あらかじめ喪主を決めておくことで、ご葬儀の準備もスムーズに進めやすくなります。喪主の役割は多岐にわたりますので、できるだけ負担を軽減するためにも、周囲の方がサポートされることをおすすめします。
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2. 宗旨宗派の確認
ご葬儀は故人様を偲び、ご供養するための宗教的な葬送儀式ですので、故人様やご遺族様が信仰していた宗旨宗派の作法にもとづいて執り行う必要があります。しかし最近では、核家族化などの影響から、家の宗派を把握していない方も多くなっているようです。
もしもの時に慌てずに済むよう、事前に菩提寺や宗旨宗派を確認しておくと安心です。 -
3. 葬儀の規模や内容・予算を決める
葬儀社との打ち合わせでは、葬儀の規模や予算などについてご遺族様の希望を伺いながら、具体的な葬儀内容ついて決めていきます。
打ち合わせを円滑に進めるためには、ご遺族様・ご親族様の意見をまとめていただく必要があります。
しかし、もしもの時を迎えてからでは、すぐに意見をまとめるのは難しいでしょう。後悔のないご葬儀にするために、できればご親族様も交えて、あらかじめ葬儀について話し合っておくことをおすすめします。 -
4. 安置場所を決める
ご逝去後、故人様のご遺体は適切な場所に安置する必要があります。
ご自宅に安置する場合は、布団を用意し、故人様を北枕に寝かせます。
ご自宅での安置が難しい場合は、葬儀社の安置施設を利用いただくことも可能です。
安置場所は、葬儀までの間、故人様を大切にお預かりする場所となりますので、落ち着いて過ごせる環境を選ぶことが大切です。 -
5. 遺影用の写真を選ぶ
通夜や葬儀・告別式で祭壇に飾られる遺影は、故人様を偲び、追悼するうえで大切な役割を果たします。できるだけ最近の写真で、表情が穏やかなものを選びましょう。ピントが合っていて、画質の良い写真が適しています。お一人での写真がない場合は、スナップ写真などから切り抜いて使用することも可能です。写真の選び方についても、適切なアドバイスをさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
もしもの時の対応
もしもの時は、深夜・早朝でも遠慮なく帝都典礼にご連絡ください。
「突然のことでどうしてよいか分からない…」「病院から早めの搬送を求められている」
などの不安にも、経験豊富なスタッフが丁寧にお応えします。
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1. ご依頼
万が一の際は、まず帝都典礼にご連絡ください。24時間365日対応しておりますので、深夜や早朝でも遠慮なくお電話ください。経験豊富な専門スタッフが、迅速かつ丁寧に対応させていただきます。
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2. 搬送・ご安置
ご連絡後、最短1時間ほどでご指定の場所までお迎えにあがります。ご自宅へのご安置が難しい場合は、帝都典礼の霊安室をご利用ください。弊社スタッフが枕飾りを設置し、ご葬儀当日まで故人様を大切にご安置いたします。
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3. 打ち合わせ
ご安置後、ご遺族様のご希望を丁寧にお伺いしながら、葬儀の内容について打ち合わせを行います。最適なプランをご提案させていただきますので、ご不明な点やご要望などございましたら、遠慮なくお申し付けください。
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4. 納棺
通夜開式に先立ち、ご遺族様にもお手伝いいただきながら故人様の身支度を整え、安らかな旅立ちを祈りつつお棺に納めていただきます。納棺の際には、故人様の愛用品などを一緒にお納めすることも可能です。
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5. 通夜
通夜は、故人様と近しい間柄の方が集まり、思い出を語り合いながら過ごす大切な時間です。近年では夕方から2時間ほどで執り行う「半通夜」が主流となっています。通夜では、僧侶による読経や、参列者による焼香などが行われます。
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6. 葬儀・告別式
葬儀・告別式は、故人様に最後のお別れを告げる大切な式典です。僧侶による読経や会葬者の焼香といった儀式を通して、故人様の冥福を祈りながら別れを惜しみます。告別式終了後は、火葬場に向けて出棺となります。
葬儀プランの選び方
葬儀プランを選ぶ際は、故人様やご遺族様のご要望、参列者の人数、予算などを考慮する必要があります。
たとえば、シンプルにお見送りしたい場合は火葬式プラン、
家族や親しい方々で温かく見送りたい場合は家族葬プランが適しています。
また家族葬にも、少人数向けのプランや幅広いご要望に対応できるプランなど、さまざまな選択肢があります。
それぞれの特徴を理解し、ご家族に最も合ったプランを選ぶことで、心に残るお別れの時間を過ごせます。
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伝統と格式を重んじた葬儀を執り行いたい
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格調高く上質な祭壇で盛大に見送りたい
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専門の司会者による円滑な進行を希望する
10名様以上におすすめ
会員価格
1,350,000(税込)円

葬儀費用の目安
葬儀全体で必要になる費用は、葬儀の規模や形式、参列者数などによって変動しますが、
主に「葬儀一式費用」「飲食接待費」「宗教費」の3つで構成されます。
事前に葬儀費用総額の内訳を理解しておくことで、予算を立てやすくなり、
無理のない計画を進めることにつながります。
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葬儀一式費用
葬儀一式費用には、祭壇や棺・仏具・遺影写真など、葬儀を執り行うために必要な基本的なサービスや物品の費用が含まれます。近年では、ご遺族様が葬儀費用の参考にしやすいよう、必要なものをセットにした「葬儀プラン」をいくつか用意し、それぞれの金額を明示する葬儀社も多くなっています。葬儀費用総額のうち、葬儀一式費用は大きな割合を占めるため、プランに含まれる内容や金額をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
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飲食接待費
飲食接待費は、通夜振る舞いや精進落としなどの会食や、参列者にお渡しする会葬返礼品などの費用です。参列者の人数によって金額が大きく変動するため、予算を立てにくい部分となります。可能であれば、あらかじめ大まかな人数だけでも把握しておくと安心です。
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宗教費
宗教費は、僧侶へのお布施など、葬儀を主導する宗教者に直接お渡しする費用です。通夜・葬儀でお勤めいただいた僧侶へのお布施は、おおむね30万円~50万円ほどが相場とされていますが、寺院の格式や地域の慣習などによって異なるため、一概には言えません。不安な場合は、弊社スタッフに遠慮なくご相談ください。
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その他費用
上記に含まれない費用としては、式場利用料や火葬費用のほか、火葬場に移動するためのマイクロバスや待合室利用料などがあげられます。また長距離搬送や安置期間の延長、オプションサービスを利用した場合などは、追加費用が発生する可能性があります。
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火葬のみでもしっかり見送る
火葬式プラン
参列目安~5名ほど
- お迎え
- 安置
- 通夜
- 告別式
- 火葬
一般価格 220,000円(税込)
無料会員登録で22,000円割引
198,000(税込)円
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シンプルな花祭壇の家族葬
やすらぎプラン
参列目安~15名ほど
- お迎え
- 安置
- 通夜
- 告別式
- 火葬
一般価格 650,000円(税込)
無料会員登録で65,000円割引
585,000(税込)円
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選べる祭壇と花束でお別れ
あんしんプラン
参列目安~20名ほど
- お迎え
- 安置
- 通夜
- 告別式
- 火葬
一般価格 900,000円(税込)
無料会員登録で90,000円割引
810,000(税込)円
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質の良さを大切にした、安心感のあるお見送り
いたわりプラン
参列目安~30名ほど
- お迎え
- 安置
- 通夜
- 告別式
- 火葬
一般価格 1,100,000円(税込)
無料会員登録で110,000円割引
990,000(税込)円
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格調高く華やかなハイクラスプラン
まごころプラン
参列目安10名以上
- お迎え
- 安置
- 通夜
- 告別式
- 火葬
一般価格 1,500,000円(税込)
無料会員登録で150,000円割引
1,350,000(税込)円
葬儀の事前相談
大切な方とのお別れは、人生において大きな出来事です。突然のことで、何をどうすれば良いのか分からず、
心身ともに大きな負担を感じる方も少なくありません。
しかしながら、事前に葬儀について相談しておくことで、
心にゆとりを持って大切な方とのお別れの時間を過ごし、後悔のないお見送りをすることができます。
帝都典礼の事前相談では、お客様の不安や疑問に寄り添い、
ご希望に沿ったお葬式を実現するためのお手伝いをさせていただきます。
